林喜八郎(読み)はやし きはちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林喜八郎」の解説

林喜八郎 はやし-きはちろう

1778-1850 江戸時代後期の武士
安永7年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。文政13年(1830)吉田宰判(さいばん)代官となり,飢饉(ききん)にそなえて倉庫をもうけ穀物備蓄。天保(てんぽう)の大飢饉には倉庫をひらいて窮民をすくった。のち目付。嘉永(かえい)3年2月16日死去。73歳。名は尚盈(ひさみつ)。字(あざな)は謙叔。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android