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江界
こうかい / カンゲ
北朝鮮、慈江道(じこうどう/チャカンド)の都市。禿魯江(とくろこう/トクロカン)右岸の河食崖(がい)に臨み、背後は狗峴嶺(くけんれい)を控える要害の地。李朝(りちょう)時代は北方民族の侵入に備えて鎮営を置いた古い町である。山間の僻地(へきち)であったが、慈江道の新設によって道の中心地となり、政治、経済、文化機関のある文化都市となった。市内には江界青年発電所、製紙、鉛筆工場があり、江界工大、獣医大学がある。関西八景の一つである仁風楼(じんふうろう)は禿魯江岸の急崖にある。これは1473年に建てられたものであるが、多くの戦災にあい、1962年に再建された。
[魚 塘]
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江界【こうかい】
朝鮮民主主義人民共和国,慈江道の中央部にある道都。禿魯江(とくろこう)中流右岸にある要害の地。出力24万kWの江界青年発電所が建設され,総合機械工場,紡績工場,トウモロコシ加工工場,製紙工場などがある。22万3410人(1993)。
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世界大百科事典(旧版)内の江界の言及
【慈江道】より
…朝鮮民主主義人民共和国の北部内陸の地方。1949年に平安北道([平安道])から分離して設立され,江界市に道都を置く。鴨緑江を挟んで北に中国と接する国境地帯である。…
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