田舎小僧(読み)いなかこぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田舎小僧」の解説

田舎小僧 いなかこぞう

1750-1785 江戸時代中期の盗賊
寛延3年生まれ。天明4年から江戸の武家屋敷,寺社など24ヵ所で27度の盗みをはたらいたという。一橋家にしのびこもうとして捕らえられ,天明5年10月22日処刑された。36歳。同時代稲葉小僧と混同され,芝居講談材料となった。武蔵(むさし)足立郡新井方村(埼玉県)出身。名は新助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android