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ターンパイク turnpike

翻訳|turnpike

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ターンパイク
turnpike

18世紀後半から 19世紀前半にかけてイギリスやアメリカに出現した有料道路。イギリスでは近世以来,公道管理と維持の責任,費用負担は沿道の教区にあったが,教区ではその負担に耐えられず,また道路維持に専門的知識が不可欠となってきたために,新しい道路管理の方式として生れた。しかしその管理は個々の民間企業にまかせられたため,料金収受の不正,いいかげんな道路補修などの弊害も大きく,次第に公共機関による管理に移されて消滅した。第2次世界大戦後,高速自動車道普及で,有料道路の意味でこの語が復活した。目標への最短経路という意味合いで経済学の用語としても使用されている。

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デジタル大辞泉の解説

ターンパイク(turnpike)

有料道路。

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世界大百科事典 第2版の解説

ターンパイク【turnpike】

近代イギリスの有料道路。一般には高速道路,有料道路をさす英語であるが,元来は通行料徴収のために道路をふさいだ障害物,通行料取立門を意味した。中世以来教区が維持してきた公道は,産業革命初期の交通需要の急増に対応しきれなくなった。このため議会は,各地に財団法人trustを認可して道路建設にあたらせ,通行料の徴収権を認めた。これがターンパイクである。イギリス最初のそれは,1663年に認可されたハートフォードシャーからケンブリッジシャーへのもので,スコットランドでは1750年以降しかない。

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大辞林 第三版の解説

ターンパイク【turnpike】

有料(高速)道路。トール-ロード。 → フリー-ウエー

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世界大百科事典内のターンパイクの言及

【有料道路】より

…通行または利用する者から料金を徴収することのできる道路。英語ではターンパイクturnpike,トールロードtoll roadという。本格的な普及をみせたのは17世紀半ばからのイギリスで,18世紀後半から19世紀前半にかけて有料道路の全盛期を迎えている。…

【産業革命】より

…馬車交通そのものも,ローマ時代から進歩のない舗装技術に頼っていたために,道路の状況が悪く,十分には機能しなかった。したがって,河川改修とともにターンパイク,つまり有料道路の建設が交通革命の端緒を開く。最初の有料道路は1663年に議会で承認されているが,法律上その建設が認可された総延長距離は1730年までに898マイル(約1440km),50年までには1382マイル(約2210km)に達し,50,60年代にはさらに激増した。…

【有料道路】より

…通行または利用する者から料金を徴収することのできる道路。英語ではターンパイクturnpike,トールロードtoll roadという。本格的な普及をみせたのは17世紀半ばからのイギリスで,18世紀後半から19世紀前半にかけて有料道路の全盛期を迎えている。…

※「ターンパイク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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