デジタル大辞泉
「矢筈草」の意味・読み・例文・類語
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やはず‐そう ‥サウ【矢筈草】
〘名〙 マメ科の一年草。各地の
原野に生える。高さ一〇~三〇センチメートル。茎はよく枝を分け白い細毛を
散布。葉は三出複葉で、小葉は長倒卵形ないし狭長楕円形、
先端は鈍くとがる。夏から秋にかけ、
葉腋に淡紅色の小さな蝶形花と
花弁の退化した閉鎖花とをつける。
豆果は卵形でごく小さく、萼よりわずかに長い。牧草にされる。
和名は、葉をつまんで引っ張ると
支脈に沿って矢筈状に切れるところからのもの。漢名、鶏眼草。やはずはぎ。
※俳諧・崑山集(1651)八秋「野をみれば露やそめはの矢筈草」
やはず‐ぐさ【矢筈草】
〘名〙 褐藻類アミジグサ科の
海藻。日本特産で、本州中部から
九州にかけての太平洋岸の干潮線下に生える。高さ二〇~三〇センチメートル。
葉状体は淡緑褐色、
中肋から倒披
針形または
舌状の枝を分岐する。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
矢筈草 (ヤハズソウ)
学名:Kummerowia striata
植物。マメ科の一年草
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報