義観(1)(読み)ぎかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義観(1)」の解説

義観(1) ぎかん

?-1680 江戸時代前期の僧。
浄土宗陸奥(むつ)の人。諸師についてまなび,ひろく大乗経論をおさめる。宗派をこえた学僧唯識(ゆいしき)・倶舎(くしゃ)・華厳(けごん)・法華(ほっけ)などを講義した。晩年は下野(しもつけ)(栃木県)黒羽寺に隠棲(いんせい)。延宝8年8月6日死去。字(あざな)は伝随。号は雄蓮社良猛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例