航空気象台(読み)こうくうきしょうだい(英語表記)aeronautical meteorological observatory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航空気象台」の意味・わかりやすい解説

航空気象台
こうくうきしょうだい
aeronautical meteorological observatory

航空気象業務の中心機関。空港に設置され,航空路空域飛行場などに対する天気予報気象警報を出し,気象実況を通報する。日本では東京都大田区の東京国際空港に東京航空地方気象台,千葉県成田市の成田国際空港に成田航空地方気象台,愛知県常滑市の中部国際空港に中部航空地方気象台,大阪府田尻町の関西国際空港に関西航空地方気象台がある。

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百科事典マイペディア 「航空気象台」の意味・わかりやすい解説

航空気象台【こうくうきしょうだい】

航空気象観測を行い,航空機の行う気象観測成果をはじめ必要な気象資料を収集,航空機の運航保安に必要な飛行場,航空路,空域の予報警報を行う気象台。各主要飛行場の航空測候所に必要な気象情報を供給する役目ももつ。日本では東京および新東京の両国際空港にあり,気象庁所属。

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