精選版 日本国語大辞典 「高掛三役」の意味・読み・例文・類語
たかがかり‐さんやく【高掛三役】
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…蔵前入用を賦課する根拠については,かつて米納のさい俵を積む台木などの資材を村方から持参していたのに,その後これを御蔵側で準備するようになったので,その分を村方の負担として課したといわれている。同じく幕府直轄農村に課せられた伝馬宿入用,六尺給米とともに,高掛三役の一つである。【大口 勇次郎】。…
…宿場町や街道沿いの助郷村も同等に負担したが,56年(宝暦6)以後は,凶作で田畑収穫米の損害が50%を超える村は免除されることになった。同じく幕領農村に課せられた蔵前入用,六尺給米とともに高掛三役と称する。【大口 勇次郎】。…
…なお助郷村や,以前から夫米を納入してきた村々は負担が過重となるところから免除し,また1756年(宝暦6)からは,凶作で田畑収穫の被害が5割を超した村々も免除とした。同じく幕領農村に課されている蔵前入用,伝馬宿入用とともに,高掛三役と呼ぶ。【大口 勇次郎】。…
※「高掛三役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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