黒田与一郎(読み)くろだ よいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田与一郎」の解説

黒田与一郎 くろだ-よいちろう

1834-1867* 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)5年11月20日生まれ。中島太郎兵衛の弟。生家但馬(たじま)(兵庫県)養父(やぶ)郡の大庄屋。江戸で贄(にえ)善右衛門に槍術(そうじゅつ)をまなび,大坂道場をひらく。兄の要請で文久3年(1863)生野の変にくわわる。敗走中に銃弾をうけた兄の自刃(じじん)を介錯(かいしゃく),のち逮捕され慶応2年12月19日獄死した。33歳。本姓は中島。名は重清。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android