アフターグロー(英語表記)afterglow

翻訳|afterglow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフターグロー」の意味・わかりやすい解説

アフターグロー
afterglow

気体中のグロー放電高周波放電において,急に放電を止めたのちにプラズマが減衰していく過程をいい,その過程にあるプラズマをアフターグロープラズマと呼ぶ。実験では放電をパルス的に繰返し,放電を止めたのちの時間関数として電子密度電子温度の減少する様子測定し,プラズマの損失過程を研究する。拡散再結合,電子付着などがおもな損失の過程である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「アフターグロー」の解説

アフターグロー
アフターグロー
afterglow

残光ともいう.放電を中断した後のグローや,蛍光体刺激し,刺激を取り除いたのちの発光をいう.アフターグローは時間とともに明るさを減じるが,その変化から励起状態寿命など発光機構の測定ができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android