あんごり(読み)アンゴリ

デジタル大辞泉 「あんごり」の意味・読み・例文・類語

あんごり

[副]驚いたりあきれたりして口を大きく開けるさま。あんぐり
「口を―開いて、眼鏡越しにじっと文三の顔を見守(みつ)め」〈二葉亭浮雲
[類語]ぽかんぽかりぼんやりぼうっとぼそっとぼけっとぽっとぼさっとぼさぼさぼうっときょとんあんぐりぽっかりぱっくりぱくりけるけっぴろげ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あんごり」の意味・読み・例文・類語

あんごり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴うことが多い ) =あんぐり
    1. [初出の実例]「目と目を三善の清貫も、口あんごりと明居たる」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android