デジタル大辞泉 「ぼさぼさ」の意味・読み・例文・類語 ぼさ‐ぼさ [副](スル)1 髪などの乱れているさま。「ぼさぼさ(と)した頭を整える」2 すべきことをしないでぼんやりしているさま。「ぼさぼさ(と)していると落第するぞ」[形動]1に同じ。「ぼさぼさな頭」[アクセント]はボサボサ、はボサボサ。[類語](1)ぼうぼう・もじゃもじゃ・ばさばさ・ぎっしり・びっしり・ごしゃごしゃ・ごちゃごちゃ・うじゃうじゃ・うようよ・わらわら・群がる・ひしめく・鈴なり・密集・集中・凝集・蝟集いしゅう・ふさふさ・茂る・生い茂る・はびこる・繁茂・自生・密生・叢生そうせい・群生・鬱然うつぜん・鬱蒼うっそう・草深い・木深い・こんもり・ちりちり・縮れ・縮れ髪・縮れ毛・カーリーヘア・ほつれ毛・散ざん切り・さんばら髪・乱れ髪・寝乱れ髪・蓬髪ほうはつ・蓬頭ほうとう/(2)あんぐり・あんごり・ぼんやり・ぼうっと・ぼそっと・ぼけっと・ぽっと・ぼさっと・ぽうっと・きょとん・ぽかん・ぽかり・不明瞭・灰色・茫ぼうと・ぼやっと・もやもや・おぼろ・おぼろげ・不鮮明・朦朧もうろう・模糊もこ・茫漠ぼうばく・茫茫ぼうぼう・漠ばく・漠然ばくぜん・不詳・未詳・未知・未確認・迷宮入り 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ぼさぼさ」の意味・読み・例文・類語 ぼさ‐ぼさ [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 何もしないでぼんやりしているさまを表わす語。ぼやぼや。ぽさぽさ。[初出の実例]「三次の手には荒縄で括った犬の死骸があった。太十はあとでぼさぼさとして居た」(出典:太十と其犬(1910)〈長塚節〉五)② 髪の毛などが伸びて乱れているさまを表わす語。[初出の実例]「髪の毛のボサボサした真弓の泣はらしたやうな赤い眼とが映った」(出典:時は過ぎゆく(1916)〈田山花袋〉二七)[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙① 髪の毛などが伸びて乱れているさま。[初出の実例]「頭髪〈略〉かうボサボサに成ってはどうしても今夜こそはと」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉一)② 紙などが毛羽立っているさま。ぱさぱさ。[初出の実例]「一枚の春画がボサボサに紙に毛が立つほど、何度も何度もグルグル廻された」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by