イザベラ(その他表記)Isabella of Angoulême

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イザベラ」の意味・わかりやすい解説

イザベラ[アングレーム]
Isabella of Angoulême

[生]?
[没]1246
イングランドジョンの2番目の妃。アングレーム伯エメールの娘。マルシュ伯ルジニャンと婚約していたが,その主君ジョンの求婚により 1200年結婚。このことがイングランド,フランス戦争とイングランドのフランス内領土の大半喪失を招いた。ヘンリー3世を産んだが,ジョンの死後アングレームに帰って,最初の婚約者ルジニャンと結婚した。

イザベラ[エステ家]
イザベラ[エステけ]
Isabella d'Este

[生]1474. フェララ
[没]1539. マントバ
イタリア,ルネサンス期の公女。エルコレ1世の娘。マントバ公フランチェスコ2世と結婚,マントバ公国政治文化に大きな影響力をもった。多くの著名な詩人画家を保護してルネサンス文化の花を開かせた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android