ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イザベラ」の意味・わかりやすい解説
イザベラ[アングレーム]
Isabella of Angoulême
[没]1246
イングランド王ジョンの2番目の妃。アングレーム伯エメールの娘。マルシュ伯ルジニャンと婚約していたが,その主君ジョンの求婚により 1200年結婚。このことがイングランド,フランスの戦争とイングランドのフランス内領土の大半の喪失を招いた。ヘンリー3世を産んだが,ジョンの死後アングレームに帰って,最初の婚約者ルジニャンと結婚した。
イザベラ[エステ家]
イザベラ[エステけ]
Isabella d'Este
[没]1539. マントバ
イタリア,ルネサンス期の公女。エルコレ1世の娘。マントバ公フランチェスコ2世と結婚,マントバ公国の政治と文化に大きな影響力をもった。多くの著名な詩人や画家を保護してルネサンス文化の花を開かせた。
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