現代外国人名録2016 の解説
イジー・ヴァーツラフ ネウストプニー
Jiři Václav Neustupný
- 職業・肩書
- 言語学者 元モナシュ大学日本研究センター所長,元大阪大学教授,元桜美林大学大学院教授
- 国籍
- オーストラリア
- 生年月日
- 1933年
- 出生地
- チェコスロバキア・プラハ(チェコ)
- 専門
- 日本語, 日本語教育, コミュニケーション論, 社会言語学
- 学歴
- カレル大学文学部極東言語歴史学科〔1957年〕卒,チェコスロバキア科学アカデミー大学院〔1963年〕博士課程修了
- 学位
- 文学博士(プラハ東洋研究所)〔1963年〕
- 勲章褒章
- 旭日中綬章(日本)〔2013年〕
- 経歴
- 27年間中部欧州で過ごし、1960〜62年東京大学文学部に留学。’63年日本語の音韻の文献学的研究によって博士号を取得する。’63〜66年チェコスロバキア科学アカデミー東洋学研究所研究員。’66年オーストラリアへ移住し、同年よりモナシュ大学日本研究部日本語学科長。その後国際交流基金の招きで毎年のように来日する一方、メルボルン日本研究センター理事としてオーストラリアの日本研究の促進に従事。’81年オーストラリア人文科学アカデミー正会員。’93年大阪大学文学部教授に就任。’88年「日本語国際シンポジウム」(東京)に参加、日本語を日本研究から解放し、日本人と外国人の国際コミュニケーション、異文化理解の道具にすべきことを強調する。のち桜美林大学大学院教授。著書に「新しい日本語教育のために」「外国人とのコミュニケーション」(岩波新書)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報