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いとど イトド

デジタル大辞泉の解説

いとど[名]

カマドウマの古名。 秋》「海士(あま)の屋は小海老(こえび)にまじる―かな/芭蕉

いとど[副]

[副]《副詞「いと」の重なった「いといと」の音変化という》
程度が以前よりもはなはだしいさま。いっそう。いよいよ。
「夕されば―干(ひ)がたきわが袖に秋の露さへ置き添はりつつ」〈古今・恋一〉
ただでさえ…なのにさらに。
「―鈍なやつめが茗荷(めうが)を食ひ、いよいよ鈍になって」〈狂言記・鈍根草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いとど

昆虫カマドウマの別名。羽根がないので鳴かない。江戸時代、コオロギの一種とみなされた。エビコオロギ。 [季] 秋。 《 海士の屋は小海老にまじる-かな /芭蕉 》

いとど

( 副 )
〔「いといと」の転という〕
いよいよ。一層。ますます。 「 -ゆかしさまされど/更級」
ただでさえ…なのにさらに。そうでなくてさえ。 「 -鈍な奴めが茗荷を食ひ、いよいよ鈍になつて/狂言記・鈍根草」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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