ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「いなべ市」の意味・わかりやすい解説 いなべ〔市〕いなべ 三重県北部,員弁(いなべ) 川沿いにある市。 2003年 12月員弁,大安,藤原,北勢の4町が合併して発足。名古屋圏域にあり,西で滋賀,北で岐阜の両県に接する。市名の「いなべ」は大宝律令に始まり,猪名氏が住んでいたことに由来する。西部を鈴鹿山脈,東部を養老山地が走り,山岳部は鈴鹿国定公園に属し,スキー場,ダム,渓谷など観光地化が進んでいる。丘陵や平地では米や茶の栽培,畜産などを行なってきたが,近年はセメント工業,金属加工業などが立地し,都市近郊のため宅地化が進行している。市の中央部を国道 365号線が南北に走り,306号線と 421号線が南部で交差する。西藤原駅は三岐鉄道三岐線の終点,北勢の阿下喜駅は同三岐鉄道北勢線の終点である。面積 219.83km2(境界未定)。人口 4万4973(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「いなべ市」の解説 いなべ市いなべし 2003年12月1日:員弁郡員弁町・大安町・北勢町・藤原町が合併・市制施行⇒【員弁町】三重県:員弁郡⇒【大安町】三重県:員弁郡⇒【北勢町】三重県:員弁郡⇒【藤原町】三重県:員弁郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by