ウィチタフォールズ(その他表記)Wichita Falls

デジタル大辞泉 「ウィチタフォールズ」の意味・読み・例文・類語

ウィチタ‐フォールズ(Wichita Falls)

米国テキサス州北部の都市名称先住民ウィチタ族と、かつて小さな滝があったことに由来する。近郊石油天然ガスを産し、石油関連企業が多く集まる。シェパード空軍基地がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィチタフォールズ」の意味・わかりやすい解説

ウィチタフォールズ
Wichita Falls

アメリカ合衆国,テキサス州北部の都市。レッド川の南約 25kmに位置する。地名はこの地方に住んでいたインディアンのウィチタ族と,かつてこの地にあった小さい川の滝 (フォールズ) に由来。町の創設は 1876年。 82年鉄道開通とともにウシの大取引地になった。 1900年油田が発見され,現在油田および天然ガス田,また肥沃な農牧地帯の中心地として発展。戦略空軍司令部のあるウィチタ空軍基地,ミッドウェスタン大学 (1922創立) が市内にある。人口9万 6259 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウィチタフォールズ」の意味・わかりやすい解説

ウィチタ・フォールズ
うぃちたふぉーるず
Wichita Falls

アメリカ合衆国、テキサス州北部の石油工業都市。人口10万4197(2000)。付近に多くの油田が存在し、多数の石油会社がある。油田用施設機械の製造がもっとも重要な製造業で、電気機械、医療用器具も生産される。農業牧牛も重要な経済活動である。1870年ごろに定住が始まり、かつては小麦肉牛集散地であったが、1919年と37年の石油ブームによって発展した。

[菅野峰明]

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