日本大百科全書(ニッポニカ) 「エゾリス」の意味・わかりやすい解説 エゾリスえぞりす / 蝦夷栗鼠Hokkaido squirrel[学] Sciurus vulgaris orientals 哺乳(ほにゅう)綱齧歯(げっし)目リス科の動物。ユーラシアに広く分布するキタリスの亜種で、北海道の森林に分布する。体長22~27センチメートル、尾長15~20センチメートル。本州、四国、九州にすむニホンリスに比べて大きい。[今泉吉晴][参照項目] | キタリス 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エゾリス」の意味・わかりやすい解説 エゾリスSciurus vulgaris orientis; Ezo true squirrel 齧歯目リス科。体長 22~27cm,尾長 16~20cm。ニホンリス (→リス ) よりも大きくて,毛が長く,色が淡い。毛皮はニホンリスより良質でストールなどに用いられる。体は赤茶またはこげ茶色で,冬季淡色になる。尾は長毛に包まれる。樹上生活がおもであるが,地上でも採食する。種子,果実,木の葉,昆虫類などを食べる。小枝を集めて樹上に巣をつくる。北海道に分布する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報