20世紀西洋人名事典 「エドガーモラン」の解説
エドガー モラン
Edger Morin
1921 -
フランスの社会学者。
パリ大学で歴史学、地理学、法律学を学び、第二次大戦中のレジスタンスや戦後の左翼的文化運動の経験を元に、死や映画の分析から出発した社会学者。1951年来国立科学研究センターの社会学研究員を務め、映画を媒介とした大衆文化論を展開、また質問票によらない調査方法を「現在あるものの社会学」と称し、既存の社会学に挑戦、「オルレアンのうわさ」(’69年)、「映画」(’56年)、「プロデメウスの変貌」(’67年)等の著書がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報