20世紀西洋人名事典 の解説
エドワード・ケネディー エリントン
Edward Kennedy Ellington
1899.4.29 - 1974.5.24
米国のジャズ作曲家,オーケストラ・リーダー,ピアニスト。
ワシントン生まれ。
別名デューク・エリントン。
父はホワイトハウスのバトラーを務め、ジャズトランペット奏者のマーサーは長男である。中流家庭に育ち品が良く幼い頃からデュークのあだ名を持つ。1927年からコットン・クラブに出演、その後大編成楽団を率いて活動、’33年のイギリス公演では皇太子(後のウィンザー公)のパーティに招かれ、’58年にはエリザベス女王に「女王組曲」を献上。オーケストラと即興演奏、西洋音楽とアフロ音楽を見事に融合、「キャラバン」「A列車で行こう」「サテン・ドール」「黒と褐色の幻想」等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報