デジタル大辞泉 「エバンストン」の意味・読み・例文・類語 エバンストン(Evanston) 米国イリノイ州北東部の都市。シカゴの北郊に位置し、ミシガン湖に面する。ノースウエスタン大学が所在し、設立者の一人ジョン=エバンスにちなんで名づけられた。高等教育機関、研究機関が多く、ロータリークラブの国際本部がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「エバンストン」の意味・わかりやすい解説 エバンストンEvanston アメリカ合衆国イリノイ州北東部,シカゴ郊外の大学町。人口7万3000(1990)。ミシガン湖に面し,シカゴのすぐ北側にある。ノースウェスタン大学の所在地。市名も同大学の創設者の一人ジョン・エバンズにちなんでいる。大学のほかにロータリー・インターナショナルの本部や,全米キリスト教婦人禁酒同盟の本部がある。この禁酒同盟の指導者であったウィラードFrances E.Willard(1839-98)の家は当時のまま保存されている。執筆者:岡田 泰男 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エバンストン」の意味・わかりやすい解説 エバンストンEvanston アメリカ合衆国,イリノイ州北東部,ミシガン湖畔の都市。シカゴの北に接する。町の起源は 1853年。シカゴの実業家たちが,1851年に創設したノースウェスタン大学のため土地を購入したのが始り。創設者の一人,J.エバンズの名前が地名になった。教育・宗教都市として知られ,多くの高等教育機関,研究機関が立地し,54年には世界キリスト教会議が開かれた。シカゴの郊外住宅地であるが,鉄鋼製品,塗料,化学製品,食料品などの製造業,出版業などが立地。ロータリー国際本部がある。人口7万 3233 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「エバンストン」の意味・わかりやすい解説 エバンストンえばんすとんEvanston アメリカ合衆国、イリノイ州北東部、ミシガン湖に臨む住宅都市。人口7万4239(2000)。シカゴの北側に隣接し、シカゴに通勤する住民が多いが、出版、ガラス、機械、食品などの工業もある。教育の中心地として知られ、ノースウェスタン大学を中心に町が発達した。その他の高等教育機関や、ロータリー・クラブなどの全国組織の本部が置かれている。[作野和世] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by