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宗教都市 しゅうきょうとし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宗教都市
しゅうきょうとし

由緒ある寺院や神社などをもつ宗教上の中心地に発達した都市。門前町宗教都市の一類型。日本では神社を中心に発達した伊勢市 (伊勢神宮) ,出雲市 (出雲大社) ,琴平町 (金刀比羅宮) などの鳥居前町,寺院を中心とした長野市 (善光寺) ,成田市 (成田山新勝寺) ,豊川市 (妙厳寺) などの門前町が有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宗教都市
しゅうきょうとし

大きな寺社・教会などの有力な宗教施設を核として成立している都市。古代、中世起立の政治都市には宗教面を複合するものが多く、日本の奈良(平城京)、京都(平安京)、鎌倉、平泉(ひらいずみ)、中国の西安、洛陽(らくよう)、西アジアのエルサレム、メッカ、ヨーロッパのアテネ、バチカン(ローマ)、カンタベリーなどがその好例である。また、日本の高野(こうや)、身延(みのぶ)、長野、成田などの門前町や、伊勢(いせ)、出雲(いずも)、琴平(ことひら)、天理などの鳥居前町のように近世以後にとくに栄えてきたものもある。これらには、祭礼、法要、集会などに集まる参拝者、信者相手の茶屋、旅館、商店などが集まり、近年は宝物館(博物館)、文庫(図書館)、また学校(中・高校や大学)、運動場、病院などの宗門経営の教育、文化、スポーツ、厚生などの諸施設が整備されるものもみられる。[浅香幸雄]

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世界大百科事典内の宗教都市の言及

【都市】より

…物資の流動に関係する都市である。(3)消費都市 政治の中心としての政治都市,軍隊の存在によって成立する軍事都市,大学や研究所の存在が基盤になる学術都市,宗教的施設や信仰の中心がある宗教都市,観光施設があり,観光基地となる観光都市,温泉地や避暑地・避寒地にできた保養都市,衛星都市として住宅機能の卓越した住宅都市など多種多様であるが,物資は流入し,都市内で消費され,廃残物しか出てゆかない都市である。以上の三つの分類は,都市のもつ諸機能の中で最も卓越した機能,あるいは最も特徴的な機能によって分類したものであるが,大都市では三つの機能を兼ね備えているのが普通で,それらは総合都市として別に分類される。…

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