百科事典マイペディア 「エラノス会議」の意味・わかりやすい解説
エラノス会議【エラノスかいぎ】
→関連項目ケレーニイ|コルバン|ポルトマン|マシニョン
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…カイザーリングの〈知恵の学園Schule der Weisheit〉,H.フォーゲラーやリルケが集ったウォルプスウェーデWorpswedeの芸術家コロニー,ヘッセやクロポトキンらが身を寄せたモンテ・ウェリタMonte Verita(〈真理の山〉の意。この近郊のアスコナもユングなどが集ったエラノス会議の開催地として知られる)などを代表とするヨーロッパでの共同体建設,ならびにタゴールやオーロビンドSri Aurobindo(1872‐1950)をはじめとするインドでのそれ,さらにまたアメリカ各地のユートピア建設へと結びついた。トランセンデンタリズムもそうした神秘主義運動の一形態と考えられるし,日本の白樺派の主導による〈新しき村〉運動なども,上記の全世界的な動向と無縁ではない。…
…彼の考えは最初あまり理解されなかったが,70年ころより世界の人々の関心をあつめるようになっている。【河合 隼雄】
【ユングとエラノス会議】
ユングの名とともに,最もよく知られているエラノス会議は,スイスとイタリアにまたがるマジョーレ湖畔のアスコナAsconaで毎年8月に開催される小さな,しかしひじょうにユニークな知識人の集りである。エラノスeranosという言葉は,同じような精神的興味をもつ人々の自発的な集りを意味する古代ギリシア語であり,参加者は古代の伝統に従って食料を持参し,プラトンの描写するソクラテスを中心とした饗宴(シュンポシオン)におけるように,円卓を囲み,まったく自由で親密な雰囲気の中で対話をかわす集りとして創始された。…
※「エラノス会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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