カシミール紛争(読み)カシミールふんそう(その他表記)Kashmir dispute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カシミール紛争」の意味・わかりやすい解説

カシミール紛争
カシミールふんそう
Kashmir dispute

カシミールの帰属をめぐる 1947年以来のインドパキスタンとの紛争。 47年インドとパキスタンは分離独立したが,カシミールは住民の圧倒的多数がイスラム教徒であるのに藩王がヒンドゥー教徒であったところから,その帰属が問題となった。藩王はインドへの帰属を表明したが,イスラム教徒が反対して暴動が発生,47年 10月インド,パキスタン両軍が出兵して第1次印パ戦争に発展。カシミールの帰属は,国際連合の勧告に基づいて住民投票により決定されることとなったものの,両国対立で実現をみず,49年1月に国連調停のもとでようやく停戦協定が成り,この停戦ラインが実質的な国境線として今日に及んでいる。 65年8月第2次印パ戦争起り,また 71年 12月の第3次印パ戦争でもカシミールは重要な戦場になった。

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