ガイガー=ヌッタルの法則(読み)ガイガー=ヌッタルのほうそく(英語表記)Geiger-Nuttall's law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ガイガー=ヌッタルの法則
ガイガー=ヌッタルのほうそく
Geiger-Nuttall's law

放射性崩壊系列に属する核種α崩壊するとき崩壊定数λとα粒子が空気中で止るまでに走る距離 (飛程) R との間に関係式 log λ=AB log R ( AB は各系列に固有な定数) が成立するという法則。 1911年 H.ガイガーと J.ヌッタルが発見した。この法則は G.ガモフ,E.U.コンドン,R.W.ガーニーらによりトンネル効果として説明された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android