きそん(読み)キソン

デジタル大辞泉 「きそん」の意味・読み・例文・類語

きそん

[名]若者
「踊りても―十七八人もまじる役者は笛、太鼓かね」〈後撰夷曲集
[形動][文][ナリ]近世語》うわついているさま。
「おお、辛気、そんな―なこっちゃないわいな」〈浄・河原達引

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精選版 日本国語大辞典 「きそん」の意味・読み・例文・類語

きそん

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一七、八歳くらいの元気な若者。
    1. [初出の実例]「またくらまぎれ着る踊笠 月影もちつくときそん十七夜」(出典:俳諧・世話尽(1656)付句)
  3. ( 形動 ) うわついたさま。陽気
    1. [初出の実例]「ヲヲ、しんき、そんなきそんなこっちゃ無いわいな」(出典:浄瑠璃・近頃河原達引(おしゅん伝兵衛)(1785)上)

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普及版 字通 「きそん」の読み・字形・画数・意味

】きそん

にいれた食物。〔詩、小雅大東(もう)たるり (きう)たる棘匕(きょくひ)

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】きそん

する。

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孫】きそん

小孫。

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