デジタル大辞泉 「グルジア語」の意味・読み・例文・類語
グルジア‐ご【グルジア語】

翻訳|Georgian
グルジア共和国の公用語。南カフカス諸語(南コーカサス諸語,カルトベリ諸語ともいう)の一つ。言語人口351万人はカフカス諸語のなかで最大である。5個の母音音素と28個の子音音素をもつ。能格ergativeという特殊な格があり,これは他動詞の主語に用いられる。例:γmert-ma kmna sopeliグメルトマ(神が,-ma造格語尾で能格),クムナ(作った),ソペリ(世界を,-i主格語尾),〈神が世界を作った〉。5世紀のキリスト教の伝来とともに文学的伝承が始まり,13世紀初頭に詩人ショタ・ルスタベリの作とされる《虎皮の騎士Vepxis ṭqaosani》という4行詩1587節の国民叙事詩がある。
執筆者:下宮 忠雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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