百科事典マイペディア 「カフカス諸語」の意味・わかりやすい解説
カフカス諸語【カフカスしょご】
→関連項目アディゲイ|アブハジア|イングーシ|オセット語|カバルディノ・バルカル|カラチャイ・チェルケス|バスク語
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カフカス(コーカサス)地方に行われる約40の言語の総称でコーカサス諸語とも呼ばれる。言語人口総数は約500万人。カフカス地方でもイラン系のオセット語やチュルク系のアゼルバイジャン語はふつう除外し,本来の意味のカフカスの諸言語のみを指す。南カフカス諸語,西カフカス諸語,東カフカス諸語の三つのグループに分けられるが,これらが一つの語族を構成するかどうかは,研究の現段階では未解決である。また,カフカス諸語と他の言語または語族との系統関係も不明である。カフカス諸語の中で最も有力な言語は南カフカス語の一つであるグルジア語で,グルジア共和国で325万の言語人口をもつ。カフカス諸語に共通の特徴は,(1)他動詞の主語に用いられる特別な格(能格ergative)があること,(2)母音音素が少なく,子音音素が多いこと(たとえばウビフ語Ubykhの場合は3母音と83子音をもつ)などである。
執筆者:下宮 忠雄
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