普及版 字通 「ケン・テン」の読み・字形・画数・意味 9画 [字音] ケン・テン[説文解字] [字形] 会意示+天。〔玉〕に「胡なり」とあり、〔説文新附〕一上に「胡なり」とし、天(てん)声とするが、教(けんきよう)の意にのみ用いる。教はゾロアスター教。いわゆる拝火教で、火神を崇拝する。六朝の頃中国に伝えられ、西北部に盛行し、唐・宋にはイラン人の往来する者が多く、長安・洛陽より京(べんけい)や鎮江にも及んだ。〔通典、職官二十二〕に「寶府正」の官がある。中国人の間には、あまり行われなかったようである。[訓義]1. 胡神、ゾロアスター教の神。2. 天、関中の語という。3. 神、胡人の語という。[熟語]教▶・祠▶・主▶・神▶・正▶・道▶・▶[下接語]火 【転】けんてん 目がくらむ。漢・班固〔西都の賦〕井幹(せいかん)(楼の名)を攀(よ)づること未だばならざるに、目轉してふ。字通「」の項目を見る。 【点】けんてん 点検する。字通「」の項目を見る。 【喧】けんてん どよめき。字通「喧」の項目を見る。 【遣】けんてん 出棺の儀。字通「遣」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by