普及版 字通 「コ・きつね」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] きつね
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は(か)。〔説文〕十上に「(妖)獸なり。鬼の之れに乘るなり。三り。其の色は中和、を小にして後を大にし、死するときは則ち丘首す。之れを三と謂ふ」(段注本)とあり、声とする。丘首とは、死するとき故丘に頭を向ける意。狡獪な獣とされる。国語のキツネの語源は擬声語とされるが、もその鳴き声をとるものであろう。
[訓義]
1. きつね。
2. 短。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 岐豆(きつね)〔名義抄〕キツネ・クツネ 〔字鏡集〕 キツネ・カル・カレ・ウクロモチ
[熟語]
腋▶・怪▶・貉▶・狢▶・鬼▶・疑▶・裘▶・窟▶・言▶・死▶・刺▶・臭▶・神▶・仙▶・禅▶・鼠▶・聴▶・▶・白▶・媚▶・氷▶・帽▶・魅▶・鳴▶・妖▶・狸▶・狼▶・惑▶
[下接語]
衣・化・貉・疑・城・赤・蒼・白・封・野・雄・妖・養・狸・老
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報