こはく(英語表記)amber

翻訳|amber

日本大百科全書(ニッポニカ)「こはく」の解説

こはく
こはく / 琥珀
amber

コハク酸主成分とする非晶質の有機鉱物地質時代樹脂化石である。研摩して飾り石として用いられ、昆虫の入ったものは「虫入りこはく」としてとくに珍重される。日本では岩手県久慈(くじ)市などで堆積(たいせき)岩中に産することが知られている。

[加藤 昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版「こはく」の解説

こはく
コハク
amber, succinite

地質時代の松柏科樹の化石.果実虫類の化石を含むこともある.主成分はコハク酸エステル.硬度2~2.5で,透明または半透明をしており,黄色の光沢がある.エタノールエーテルに微溶.優良品は装飾用として,下等品は塗料原料,絶縁材として使用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

まん延防止等重点措置

新型インフルエンザ等対策特別措置法において定められた措置。2019年に中国で初めて確認され、その後世界中に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID(コビッド)-19)対策の推進を図るため、2...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android