日本大百科全書(ニッポニカ) 「コモチカナヘビ」の意味・わかりやすい解説 コモチカナヘビこもちかなへびviviparous lizard[学] Lacerta vivipara 爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目カナヘビ科のトカゲ。ヨーロッパ中部からシベリア、北海道北部に広く分布する。全長18センチメートル、卵胎生で7~9月ごろ4~10匹の子を産むが、ヨーロッパ南部のピレネー地方では卵で産む。[松井孝爾][参照項目] | カナヘビ トカゲのおもな種類(1)〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コモチカナヘビ」の意味・わかりやすい解説 コモチカナヘビZootoca vivipara トカゲ目カナヘビ科。体長 15cm内外。普通のカナヘビに比べて体が太く短く,尾もそれほど長くない。体は灰褐色地に黒色条や斑点がある。ユーラシア大陸の北部に広く分布し,日本では北海道北部に産する。草地にも林にもすみ,卵胎生であることでよく知られている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報