ゴメスパラシオ(その他表記)Gómez Palacio

デジタル大辞泉 「ゴメスパラシオ」の意味・読み・例文・類語

ゴメスパラシオ(Gómez Palacio)

メキシコ中西部、ドゥランゴ州都市。州都ドゥランゴ北東約140キロメートル、メキシコ中央高原に位置する。南東郊のトレオンとともに同一都市圏を形成周辺灌漑かんがい農業が盛んで、綿花小麦トウモロコシなどを産する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴメスパラシオ」の意味・わかりやすい解説

ゴメスパラシオ
Gómez Palacio

メキシコ中北部,ドゥランゴ州北東部の都市。州都ドゥランゴの北東約 200kmのメキシコ高原上にあり,ナサス川をはさんでコアウイラ州のトレオンに相対する。周辺一帯はラグナ地区と呼ばれる灌漑農業地帯で,市はトレオンとともにその商工業中心地となっている。同地区ではワタコムギを中心に,トウモロコシ,オオムギブドウ果樹,野菜,サトウキビ,タバコなどが栽培され,市ではこれら農産物の集散と加工が行われるとともに,製粉織物,蒸留酒,なめし皮,製鉄,石鹸などの工業が立地する。 1886年スペイン人 S.ラビンが自分のアシエンダ (大農場) の一部を提供し町を建設,当時の州知事の名にちなんで命名した。人口 23万 2550 (1990推計) 。

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