さくらももこ(読み)サクラモモコ

デジタル大辞泉 「さくらももこ」の意味・読み・例文・類語

さくら‐ももこ

[1965~2018]漫画家エッセイスト静岡の生まれ。本名非公開自らの子供時代を素材にした漫画ちびまる子ちゃん」で講談社漫画賞を受賞同作はテレビアニメ化もされ大ヒットした。他の漫画作品に「COJI-COJIコジコジ」など。エッセイストとしても活躍し、「もものかんづめ」などがベストセラーとなった。

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知恵蔵mini 「さくらももこ」の解説

さくらももこ

漫画家。1965年、静岡県生まれ。84年に短大在学中に漫画家としてデビューする。出版社で勤務した後、86年に漫画雑誌「りぼん」(集英社)で自身の子ども時代を投影した『ちびまる子ちゃん』の連載を開始する。同作品は89年に講談社漫画賞を受賞し、累計発行部数は3200万部以上を記録した。90年からはテレビアニメ化され、幅広い層から支持された。漫画のほかエッセーも手がけ、『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』はベストセラーとなった。2018年8月15日、死去した。享年53。

(2018-8-30)

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百科事典マイペディア 「さくらももこ」の意味・わかりやすい解説

さくらももこ

漫画家。静岡県生れ。1984年静岡英和短大在学中に投稿した《教えてやるんだありがたく思え》でデビュー。出版社勤務を経て,1986年より自らの子ども時代を投影させたエッセー風の作品《ちびまるこちゃん》を連載。コミカルでノスタルジックな作風が広い年齢層に共感を呼び,大ヒットとなる(1992年テレビ・アニメ化)。他の作品に《永沢君》《神のちから》があるほか,《もものかんづめ》などのエッセーも手がける。

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