サンタイサベル島(読み)サンタイサベルトウ(英語表記)Santa Isabel Island

デジタル大辞泉 「サンタイサベル島」の意味・読み・例文・類語

サンタイサベル‐とう〔‐タウ〕【サンタイサベル島】

Santa Isabel Island南太平洋ソロモン諸島中部の島。北西から南東に約170キロメートルにわたって延びる細長い火山島で、熱帯雨林に覆われる。最高点は標高1219メートルのササリ山。中心地東部のブアラ。サンタイザベル島。イサベル島

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改訂新版 世界大百科事典 「サンタイサベル島」の意味・わかりやすい解説

サンタ・イサベル[島]
Santa Isabel Island

南西太平洋,ソロモン諸島中央部の火山島。面積3800km2,人口2万(1999)。1567年,スペイン人メンダーニャにより発見された。長さ145km,最大幅30kmの細長い山がちの島で,周囲多くの小離島がある。集落は海岸部にあり,風下の北東岸でコプラ生産が盛ん。木材資源やニッケルを産するが,利用価値は低い。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンタイサベル島」の意味・わかりやすい解説

サンタ・イサベル島
さんたいさべるとう
Santa Isabel Island

南西太平洋、メラネシアのソロモン諸島中部にある島。単にイサベル島ともいう。北西方から南東方へ長さ174キロメートル、最大幅29キロメートルの細長い火山島で、一連山脈からなり、最高峰はササリSasari山(1219メートル)。面積3796平方キロメートル。島名は、1595年に来航したスペイン船サンタ・イサベラ号による。全島が熱帯雨林に覆われ、北東岸にコプラを産する。島の周辺にはサン・ホルヘSan Jorge島をはじめ多数の属島があり、空港も東岸の小島フェラFera島にある。周辺の属島を含めた人口は2万8100(2003推計)。

[大島襄二]

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