マラボ(読み)まらぼ(英語表記)Malabo

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マラボ」の意味・わかりやすい解説

マラボ
まらぼ
Malabo

アフリカ中西部、赤道ギニア首都ギニア湾に浮かぶビオコ島旧称フェルナンド・ポー島)北部に位置する。人口3万0418(1983センサス)、11万2800(2002推計)。旧称はサンタ・イサベルSanta Isabel。1827年イギリスがポート・クラレンスという名の港を築き、町はクラレンス・タウンとよばれた。その後スペイン領となり、1844年旧称に改称された。港の機能としては、その後に開発されたココア・プランテーションによるココア輸出が中心である。国際空港をもち、スペインのマドリード、大陸側のカメルーンドゥアラなどと定期便で結ばれる。

[端 信行

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マラボ」の意味・わかりやすい解説

マラボ
Malabo

赤道ギニアの首都。旧称サンタイサベル Santa Isabel。ギニア湾湾奥のビオコ島北岸に位置する赤道ギニア最大の港湾都市。 1820年代にイギリスが建設。同国最高峰のサンタイサベル山 (3008m) の外輪によって形成された良港で,カカオコーヒー木材などを輸出。文化の中心地。国際空港がある。人口 12万8000(2009)。

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