サンパブロ(その他表記)San Pablo

デジタル大辞泉 「サンパブロ」の意味・読み・例文・類語

サン‐パブロ(San Pablo)

フィリピンルソン島南部、ラグナ州都市。首都マニラの南約80キロメートル、バナハウ山の西麓に位置する。ココナツを産し、世界最大規模の加工工場がある。過去マグマ水蒸気爆発でできた七つ火口湖が残っている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンパブロ」の意味・わかりやすい解説

サン・パブロ
さんぱぶろ
San Pablo

フィリピン、ルソン島中南部ラグナ州の都市。人口20万7927(2000)。マニラの南方84キロメートルに位置し、鉄道も通じている。バナハウ火山(2177メートル)の西麓(せいろく)で、年降水量が比較的多く、ココナッツ栽培の中心地となっており、世界有数の乾燥ココナッツの工場がある。市域内の七つの旧火口湖では養魚が行われ、観光地ともなっている。住民タガログ語を話す。

高橋 彰]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンパブロ」の意味・わかりやすい解説

サンパブロ
San Pablo

フィリピン,ルソン島中央南部,ラグナ州の市。ココヤシ栽培地帯の商業中心地。ココナッツの加工が盛んで,製靴織布などの工場もある。マニラから島の南東へ延びる鉄道,道路が通る。人口 16万 1000 (1990推計) 。

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