サーキュレーター(その他表記)circulator

翻訳|circulator

デジタル大辞泉 「サーキュレーター」の意味・読み・例文・類語

サーキュレーター(circulator)

空気液体などの循環装置。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「サーキュレーター」の意味・読み・例文・類語

サーキュレーター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] circulator )
  2. 空気調節などの循環器
  3. 対流式のガス電気ストーブ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「サーキュレーター」の意味・わかりやすい解説

サーキュレーター
circulator

マイクロ波ミリ波などの電磁波線路に使われる素子で,3個以上の線路を接続する端子対(ポート)を有している(図)。線路1から入ってきた電磁波は線路2へ結合され,線路2は線路3へと,順次入力された電磁波が一つ隣の端子対から出力される。通常の受動素子は線路1から線路2への結合があると2から1へも同じだけの結合があるのに対し,この素子は方向性があり非相反素子と呼ばれる。放射状に対称に接続されたいくつかの線路の結合部の中心に,フェライトなどの磁性体を置き対称軸方向に一定の磁界をかけると,磁性体は例えば時計回りの電磁波の流れを阻止し,反時計回りの流れを助長するのでこうした非相反性を実現することができる。マイクロ波通信レーダーなど各種のマイクロ波応用分野で機器から出ていく波と入ってくる波の分離などに多用されている。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「サーキュレーター」の意味・わかりやすい解説

サーキュレーター

マイクロ波やミリ波などの電磁波の線路に使われる素子で,3個以上の線路を接続する端子対をもつ。順次入力された電磁波はその一つ隣の端子対から出力され,逆方向の流れがないので非相反素子と呼ばれる。この性質を利用してマイクロ波通信,レーダーなど各種のマイクロ波応用分野で,機器に入ってくる波と出ていく波の分離などを行う。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

リフォーム用語集 「サーキュレーター」の解説

サーキュレーター

室内の温度差のある空気を強制的に循環・対流させて室内の温度を均一にする機器。一般に天井にファンを取り付けたり、壁上部に機器を取り付けて運転することが多い。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android