しくじり(読み)シクジリ

デジタル大辞泉 「しくじり」の意味・読み・例文・類語

しくじり

しくじること。失敗。「とんでもないしくじりをする」
[類語]失敗失策過失過誤失態不覚粗相間違いへまどじぽかミスエラー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しくじり」の意味・読み・例文・類語

しくじり

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「しくじる」の連用形名詞化 )
  2. 物事をやりそこなうこと。しそこない。やりそこない。失敗。
    1. [初出の実例]「にはかぶげんと成りしがいづれもしくじりにて此地へ返り」(出典:洒落本・女鬼産(1779))
  3. 過失などのために店(たな)勤務先)の出入りを止められたり解雇されたりすること。勤めを失敗すること。
    1. [初出の実例]「留守中、出入のお屋敷を五軒までもしくじりが出来て御用止」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)三)
  4. しくじりご(━子)」の略。
    1. [初出の実例]「仕くじりを貰ふ和尚も終に忙れ」(出典:雑俳・折句亀鑑(1764‐72))

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