しくじり(読み)シクジリ

精選版 日本国語大辞典 「しくじり」の意味・読み・例文・類語

しくじり

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「しくじる」の連用形名詞化 )
  2. 物事をやりそこなうこと。しそこない。やりそこない。失敗。
    1. [初出の実例]「にはかぶげんと成りしがいづれもしくじりにて此地へ返り」(出典:洒落本・女鬼産(1779))
  3. 過失などのために店(たな)勤務先)の出入りを止められたり解雇されたりすること。勤めを失敗すること。
    1. [初出の実例]「留守中、出入のお屋敷を五軒までもしくじりが出来て御用止」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)三)
  4. しくじりご(━子)」の略。
    1. [初出の実例]「仕くじりを貰ふ和尚も終に忙れ」(出典:雑俳・折句亀鑑(1764‐72))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む