シナネン

百科事典マイペディア 「シナネン」の意味・わかりやすい解説

シナネン[株]【シナネン】

総合燃料商社。1927年安宅武が電興無煙炭商会を創業。1934年品川豆炭として設立。1936年品川燃料に社名変更。設立時は煉炭・豆炭製造を主力事業としていたが,戦後エネルギー革命石油(1952年),LPガス(1955年)と次々に取扱製品を拡大。同時に製造から販売へと業態転換も行った。1959年に開発・発売した豆炭用コンロ〈品川あんか〉は全国的ヒット商品。安定成長期以降は事業多角化に注力し,新素材分野にも進出(抗菌剤ゼオミックの用途開拓)。近年は,消費者との交流や機器の拡販をねらい,全国でガス展を開催。1998年現社名に変更。本社東京。2011年資本金156億円,2011年3月期売上高2468億円。売上構成(%)は,エネルギー卸売84,エネルギー小売・周辺事業15,その他2。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シナネン」の意味・わかりやすい解説

シナネン

石油製品,LPガス販売が主力の総合燃料商社。1927年,無煙炭の販売を目的に電興無煙炭商会として創立。1929年に改組して東京無煙炭に改称する。1934年品川豆炭を設立。1936年品川燃料に改称。翌 1937年,東京無煙炭と合併。1989年,呼称をシナネンとし,1998年社名もシナネンに改める。2015年持株会社体制に移行しシナネンホールディングス設立,その傘下に入った。石油・ガス事業のほか,電力事業,ソリューション事業なども展開する。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「シナネン」の解説

シナネン

正式社名「シナネン株式会社」。英文社名「SINANEN CO., LTD.」。卸売業。昭和9年(1934)「品川豆炭株式会社」設立。同11年(1936)「品川燃料株式会社」に改称。平成10年(1998)現在の社名に変更。本社は東京都港区海岸。総合燃料商社。主力は石油製品・LPガスの販売。無機抗菌剤・住宅設備機器の販売も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード8132。

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