イタリア北部、中世の町並みが残るヴェローナ(Verona)市街にある広場。エルベ広場(Piazza delle Erbe)から大時計のあるランベルティの塔(Torre dei Lamberti)の脇のアーチ(アルコ・デラ・コスタ)をくぐった先にある。エルベ広場と並んで、同市の代表的な広場になっている。この広場は、中世にヴェローナがベネチアの支配に入ったころに建設され、市庁舎や法廷として使用されたラジョーネ宮など、ルネサンス様式の回廊が広場を取り囲んでいて、広場中央には1865年作のダンテ像がある。◇「シニョーリ広場」とは「紳士たちの広場」という意味。