シュレーゲル青蛙(読み)シュレーゲルアオガエル

デジタル大辞泉 「シュレーゲル青蛙」の意味・読み・例文・類語

シュレーゲル‐あおがえる〔‐あをがへる〕【シュレーゲル青×蛙】

アオガエル科の両生類。体長4~6センチ。体色は黄緑色から暗褐色まで変化するが、斑紋は現れない。水田周辺に多く、泡状の卵塊地中に産みつける。名は、シーボルトが日本で収集した標本を研究した、オランダ学者シュレーゲル(H.Schlegel)にちなむ。日本固有種で、本州から九州にかけて分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「シュレーゲル青蛙」の意味・読み・例文・類語

シュレーゲル‐あおがえる‥あをがへる【シュレーゲル青蛙】

  1. 〘 名詞 〙 ( オランダの学者 H. Schlegel より ) アオガエル科の一種。ごくふつうに見られる緑色のカエルで、肢(あし)吸盤が発達している。一般に樹上にすみ、産卵期には水田などに集まる。鳴き声はコロコロとかん高い。本州・四国・九州に分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android