現代外国人名録2016 「ジェリールイス」の解説
ジェリー ルイス
Jerry Lewis
- 職業・肩書
- 俳優,コメディアン
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1926年3月16日
- 出生地
- ニュージャージー州ニューアーク
- 本名
- Levitch,Joseph
- 学歴
- アービントンハイスクール中退
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔1984年〕
- 受賞
- ベネチア国際映画祭特別功労賞(第56回)〔1999年〕,アカデミー賞ジーン・ハーショルト友愛賞(第81回,2008年度)〔2009年〕
- 経歴
- ユダヤ移民の子で両親ともボードビリアン。ハイスクールで学生演劇に加わり、14歳のとき米国赤十字主催のアマチュア・ショーのコンクールに入賞、翌年ハイスクールを中退し、ボードビリアンとして自立。1946年20歳でアトランティックシティのナイトクラブのショーに出ていた時、9歳年上のディーン・マーティンと知り合いコンビを結成、フィラデルフィアのラテン・カジノでデビュー。二枚目(マーティン)と間抜けの絶妙なコンビで、各地のナイトクラブで爆発的な人気を得、ニューヨークやハリウッドに進出、テレビにも出演。パラマウントのプロデューサー、ハル・B.ウォリスと契約し、’49年の「My Friend Irma」で映画初出演、’56年の「底抜けのるかそるか」まで7年間に15本の“底抜け”コンビのコメディ映画に出演、パラマウントのドル箱となった。コンビ解消後も単独出演を続け、’60年ウォリスから独立、同年の「底抜けてんやわんや」では製作・脚本・演出にも進出。自作を製作・監督し、テレビ「ジェリー・ルイス・ショー」にも出演。米国の自作自演コメディアンの最後の一人。一時映画から遠ざかったが、’80年代再び映画に出演。’95年ブロードウェイの「くたばれヤンキース」で主演。筋萎縮症の治療対策機関への寄付やテレソンを通じてのキャンペーンでも知られている。この功績により、2009年アカデミー賞ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞。他の作品に「底抜け西部へ行く」「画家とモデル」「おかしな、おかしな、おかしな世界」「底抜け大学教授」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報