出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…雨合羽の普及する以前には農村で菅笠や簑の需要が多く,石川県,三重県,千葉県等の沼田に植えられたこともあった。 変わった形のスゲについて記すと,タガネソウC.siderosticta HanceやササノハスゲC.pachygyna Fr.et Sav.では葉が線形でなく,幅2cm余りの披針形をしているので,鏨(たがね)や笹の葉に見立ててこのような名前がついた。小穂が減りただ1個になって,槍のように茎の頂についた形となったものがハリスゲC.onoei Fr.et Sav.,シラコスゲC.rhizopoda Maxim.等である。…
※「タガネソウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...