ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダウハー」の意味・わかりやすい解説
ダウハー
Daucher, Hans
[没]1538. シュツットガルト
ドイツの彫刻家 A.ダウハーの子。若い頃伯父 G.エアハルトの弟子としてアウクスブルクで制作,後年ウィーンやシュツットガルトにおもむき,同地で制作した。ドイツ・ルネサンス様式のすぐれたミニアチュール彫刻家の一人。作品はフッガー家の祭壇 (1517~18,アウクスブルク) や小浮彫,メダイヨンなど。
ダウハー
Daucher, Adolf
[没]1523/1524. アウクスブルク
ドイツの彫刻家。 1491年アウクスブルクにおもむく。フッガー家の礼拝堂の彫刻 (1509~12) ならびにアンナベルクのザンクト・アンナ聖堂の大理石の祭壇 (21) の作者。ドイツにおける後期ゴシック的イタリア・ルネサンス彫刻の代表者の一人。
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