改訂新版 世界大百科事典 「チミリャーゼフ」の意味・わかりやすい解説
チミリャーゼフ
Kliment Arkad'evich Timiryazev
生没年:1843-1920
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…光合成の研究に対して遺伝・育種分野で見落とすことのできない研究成果は,イギリス人C.ダーウィン(1809‐82)の諸業績,とくに《種の起原》《飼養動植物の変異》やオーストリア人G.J.メンデル(1822‐84)のエンドウを材料とした〈植物雑種の研究〉である。
[ソ連]
ソ連における現代農学創出にあたってまずあげるべきは,ダーウィンとならび称され,とくに植物生理の分野で業績をあげたK.A.チミリャーゼフ(1843‐1920)である。また日本では植物水分生理学を開拓した基礎的・理論的学者として知られるマクシーモフN.A.Maksimov(1880‐1952)や,日本では生化学者で生命の起源の研究創始者として知られるA.I.オパーリン(1894‐1980)も農学者,農芸化学者である。…
※「チミリャーゼフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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