日本大百科全書(ニッポニカ) 「チリキ火山」の意味・わかりやすい解説 チリキ火山ちりきかざんVolcán de Chiriquí 中央アメリカ、パナマの西端部、コスタリカから続いているタラマンカ山脈にある安山岩質の成層火山。ダビッドの北西46キロメートルに位置する。標高3475メートルで、パナマの最高峰。環太平洋火山帯に属する第四紀火山であるが、噴火記録はない。山麓(さんろく)の高原は柑橘(かんきつ)類やコーヒーの産地で、休暇村となっている。[諏訪 彰] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チリキ火山」の意味・わかりやすい解説 チリキ火山チリキかざんVolcán de Chiriquí 別称バル Barú火山。パナマ西部,コスタリカ国境近くにある火山。パナマの最高峰で,標高 3475m。年間を通じて降水量が多く,森林におおわれる。山麓では,柑橘類,コーヒー,カカオ,タバコ,酪農製品,木材などを産する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by