チリコフ(読み)ちりこふ(その他表記)Евгений Николаевич Чириков/Evgeniy Nikolaevich Chirikov

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チリコフ」の意味・わかりやすい解説

チリコフ
ちりこふ
Евгений Николаевич Чириков/Evgeniy Nikolaevich Chirikov
(1864―1936)

ロシア小説家劇作家。1880年代に短編を書いてデビューマルクス主義を支持して戯曲ユダヤ人』(1904)、『イワン・ミローヌイチ』(1905)で1905年の革命的高揚を表現したが、のちにデカダン的な傾向を帯びた作品を書いた。自伝三部作『タラハーノフの生涯』(1911~14)が代表作。十月革命(1917)に反対して国外に亡命し、プラハ、のちにパリに定住した。

水野忠夫

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む