ちんすこう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「ちんすこう」の解説

ちんすこう[菓子]

九州・沖縄地方、沖縄県の地域ブランド。
琉球王朝の時代、中国から冊封使によって中国菓子製法が伝えられた。また、琉球から日本へ使節を送って日本菓子の製法も持ち帰られた。中国菓子と日本菓子を融合し、琉球独自の菓子としてつくりあげられたのが、ちんすこうである。ちんは、珍しいまたは高価の意。すこうは菓子の意。当初は中国風の蒸しカステラ基礎となっており、米粉を蒸してから砂糖・ラードを加え、型に入れて蒸しあげてつくられていた。1908(明治41)年、これまで蒸していたちんすこうを釜で焼いて、現在のかたちのちんすこうができた。ラードと黒糖風味特徴

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ちんすこう」の解説

ちんすこう

沖縄県の郷土菓子小麦粉・砂糖・ラードを混ぜ合わた生地を整形し、オーブンで焼き上げたもの。ほろほろとした食感が特徴。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android