テピク(その他表記)Tepic

改訂新版 世界大百科事典 「テピク」の意味・わかりやすい解説

テピク
Tepic

メキシコ中央部,太平洋沿岸ナヤリト州の州都。大都市域人口36万9582(2003)。リオ・グランデ・デ・サンチアゴの河谷,標高920~950mに位置し,農業地帯の中核都市。同州ではトウモロコシ,フリホル豆のほかサトウキビ,タバコ,コーヒーなどの商品作物を産する。とくにタバコは同国産出高の大部分を占め,メキシコ市やモンテレイに移出され最終加工されている。食品加工業が重要な経済的基盤。インディオ起源の町で,1524年フランシスコ・コルテスにより征服された。同州とハリスコ州の間の山間部にはウイチョル族が居住し,タバコ,サトウキビ地帯への季節的出稼ぎがみられる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テピク」の意味・わかりやすい解説

テピク
Tepic

メキシコ西部,ナヤリト州の州都。グアダラハラの北西約 200km,サンガングエイ火山のふもと,標高約 900mの地にあり,テピク川にのぞむ。 1912年鉄道が通じて以降急速に発展し,周辺の農業地帯の商工業中心地となった。トウモロコシ,サトウキビ,米,コーヒー,タバコなどの集散を行うとともに,市内には製糖,精米,その他の食品加工工場がある。 1542年に建設された古い町で,市街は近代化されているが,大聖堂,市庁舎,アマド・ネルボ劇場などの建物や街路などにスペイン植民地時代の趣をとどめている。周辺の山地にインディオのコラ族やウイチョル族が住む。ナヤリト大学 (1930) 所在地。人口 23万 8101 (1990推計) 。

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